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ISO-ROCK Vol.09

ロックではありませんが、このたびは、ジェームス・テイラー。(Wikipedia

ビートルズが設立した、アップルレコードからのデビューでしたが、いろいろあってワーナーに移籍しました。

3枚目のアルバム、「 Mud Slide Slim and the Blue Horizon (1971) 」、名盤です。

ここでは、ひげ面の、決してスマートではない姿の写真ですが、以前は美形のハンサムガイでした。

アーシーで気取らない曲調に合わせて、彼のありのままの自然体の姿を示したかったのでしょうか。


残念ながら回転数は 3.75 inch/sec。本当はこの手のフォークソング的なものは、高音質の 7 .5 inch/sec で聴きたいところ。


この種のオープンリールテープでたまにあるのですが、オリジナルアルバムのA面の曲が side2に、B面の曲が side1に、逆に

録音されています。

なんとものんびりと明るい曲、ピアノにキャロル・キングが参加、Side-2-1.Love Has Brought Me Around 、

キャロル・キングの有名曲のカヴァー、Side-2-2.You’ve Got A Friend、

アルバムのタイトル曲、これもピアノはキャロル・キング、Side-2-6.Mud Slide Slim、

ギターとコーラスの美しい曲、Side-1-2.You Can Close Your Eyes、

アップルレコードに引き込んだ張本人であるピーター・アッシャー(Wikipedia)がコーラス参加、Side-1-6.Highway Song、

70年代初頭のの気分を具現化したような、希望に満ちた名曲が詰め込まれています。


 

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ISO-ROCK Vol.08

今日は牧師の娘で、リズム・アンド・ブルースの女王、アレサ・フランクリン。(Wikipedia

1968年発表のアルバム「Aretha Now」(Wikipedia

この髪型・ファッション、時代を感じます。そして、服の色に合わせたタイトルロゴ、洒落てます。


テープは残念ながら低速。しかしながら、ホーンセクションも加わった、層の厚いソウルバンドの曲なら十分な音質です。


裏ジャケは、この手のオープンリールテープのジャケットにありがちな簡易版。少々物足りなく感じます。


 

何といっても 彼女の代表曲、1980年代の映画「 The Blues Brothers」の劇中でも歌われた、Side-1-1.Think 、

しっとりと聴かせるスローな曲、Side-1-2.I Say A Little Prayer、

ドン・コヴェイの1965年のヒット曲のカヴァー、Side-1-3.See Saw、

サム・クックの名曲、コーラスとの絡みが秀逸な曲、Side-1-5.You Send Me、アップテンポな佳曲、Side-2-4.A Change、

どれをとっても、聴けば聴くほどパワーをもらえる、リズム&ブルースの名曲ばかり。


 

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ISO-ROCK Vol.07

英国のブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジョー・コッカー(Wikipedia)をご存じでしょうか?

この「 Joe Cocker ! 」は彼の1969年発表のセカンドアルバム。この頃はレオン・ラッセルと組んでいました。


1969年のウッドストックのライブで、ビートルズの「With a little help from my friend」( you tube ) を歌っていた姿が印象的でした。

ハスキーヴォイスでのソウルフルなシャウト。耳に残る素敵な声です。


1980年代には、映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌「 Up Where We Belong 」を歌っていました。


アーシーでグルーヴィな演奏をバックに、Side-1-3.Something、 Side-2-1.She Came In Through The Bathroom Window、

といったビートルズ・ナンバー、

さらにはレオン・ラッセルが書いた、Side-2-3.Delta Lady、

ラヴィン・スプーンフルのカヴァー、Side-1-5.Darling Be Home Soon

全身全霊、たぶんいつものトランス状態とも言えるジェスチャーで歌い上げたであろう名曲ばかり。


 

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ISO-ROCK Vol.06

慈善事業にも熱心なこの方の登場。 またまたロックではありませんが、、、。

建築 インテリア 音楽 ブルース

洗練された都会派ブルースといえばこの方、B.B.キング氏  (Wikipedia)( 以下B.B )  刑務所の慰問活動の記録です。


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オープンリールの裏ジャケットはそっけないものが多いです。


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ニアミント!な状態。そして、高音質!


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1940年代から活躍しているB.B、1970年9月の脂の乗ったパフォーマンスです。

囚人のブーイングで始まるライブ、ハイテンポなブルースで演奏がスタート Side-1-2.Everyday I have the blues ,

1951年のヒット曲、Side-1-3.3 O’clock blues、オーディエンスとのやり取りが面白い Side-1-5.Worry,Worry,Worry、

B.Bライヴといえばこの名曲、腰をくねらせて女性のジェスチャーをするのが名物の、おっさんのボヤキ歌、

Side-2-1.How blue can you get,

( この曲は、1973年 ニューヨークのシンシン刑務所でのライヴのヴァージョンが最高です、、、)  

名曲 Side-2-3.The thrill is gone。

晩年の、座って演奏するスタイルのB.Bからは想像もつかない、極めて力強い、素晴らしく完成されたバンド演奏です。

まさに世界遺産。


 

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ISO-ROCK Vol.05

70年代初期の名盤の一つ。ここはやはり大御所の登場です。ストーンズ。 (Wikipedia)

建築 インテリア ローリングストーンズ

シュールなジャケット写真、でもなんだかそれほど違和感がありません。


建築 インテリア ローリングストーンズ

こっちは、やや意味不明です。レコードでは、確か全メンバーのこの種の写真が揃っていたように思います。


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奇跡のミントコンディション。そして高音質ハイスピードテープ。贅沢な音質です。


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ストーンズらしからぬ緻密なレコーディングによる本作、実力を見せつけられました。 有名なギターリフで始まる Side-1-1.Dancing with Mr.D , キース・リチャーズのヴォーカルによる Side-1-3.Coming down again、 永遠の名曲 Side-1-5.Angie、 ミックテイラーのギターが冴える Side-2-3.Winter, など、成熟期のストーンズの熱量が感じられる名盤です。


 

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