2019年9月5日
WONDER WALL
少し冒険しようと、壁を彩ってみる。
木の家具を合わせると、北欧調。
お堅い公共建築でも一面だけなら、アクセントになる、と快く受け入れていただきました。
2019年8月28日
インドネシアの首都ジャカルタ。以前は蘭領東インドに属し、バタヴィアと呼ばれていました。
バタヴィアの玄関口、コタ駅。オランダ植民地時代の置き土産です。
アーチ構造体でホールの大空間を確保しています。高窓からの採光により欧州の大聖堂のような明るい大空間が実現しました。
ここは終着駅であり始発駅。このホールでも様々な旅のシーンが見られたのでしょうか?
2階にホールを見下ろすバルコニーがあります。長旅への出発前、ワクワク感を募らせてここを通り過ぎて行ったのでしょう。
バルコニーに面して配置されたドアの向こうには、長旅の前に休憩する出発ラウンジなどがあったのでしょうか?
街に面する側にもバルコニーがあります。
2階の奥の方には、ステンドグラスの大窓に面する小ホールがありました。
コロニアル建築。 金柵などの細部のデザインが自由で参考になります。
出口ではバタヴィア・ネコが見張りをしています。先祖はオランダから来たのでしょうか。
駅の通りに面して南側には、オランダ人建築家シュマケルの1921年のデザインによる、白い建築が佇んでいます。
オランダの保険会社OLVEH( Onderlinge Verzekeringsmaatschappij Eigen Hulp )の建物として建てられました。
2019年6月11日
ジャカルタの旧市街に残る、植民地時代の建物の廃墟。美しく朽ちています。
戦前の蘭印時代には、オランダ人たちの優美な営みがなされていたことでしょう。
廃墟もなんだかサマになる。
このようになる前にリノベーション出来たらいいのですが、、、。
かろうじて使われています。
みんなが喜びそうなヨーロッパデザインも残っています。
夜中にここに来るのは避けた方がよさそうです。
2019年5月27日
壮大なる建築。岡田信一郎(Wikipedia) 設計の、丸の内に建つ明治生命館。(Wikipedia) (map)
南側外観。当時としては巨大建築です。
クラシカルですが、優美というよりは、壮大という感じ。
ディテールにも抜かりなく、カチッと出来てる感じ。
丸の内にふさわしい建築でした。