2020年2月4日
ロックではありませんが、このたびは、ジェームス・テイラー。(Wikipedia)
ビートルズが設立した、アップルレコードからのデビューでしたが、いろいろあってワーナーに移籍しました。
3枚目のアルバム、「 Mud Slide Slim and the Blue Horizon (1971) 」、名盤です。
ここでは、ひげ面の、決してスマートではない姿の写真ですが、以前は美形のハンサムガイでした。
アーシーで気取らない曲調に合わせて、彼のありのままの自然体の姿を示したかったのでしょうか。
残念ながら回転数は 3.75 inch/sec。本当はこの手のフォークソング的なものは、高音質の 7 .5 inch/sec で聴きたいところ。
この種のオープンリールテープでたまにあるのですが、オリジナルアルバムのA面の曲が side2に、B面の曲が side1に、逆に
録音されています。
なんとものんびりと明るい曲、ピアノにキャロル・キングが参加、Side-2-1.Love Has Brought Me Around 、
キャロル・キングの有名曲のカヴァー、Side-2-2.You’ve Got A Friend、
アルバムのタイトル曲、これもピアノはキャロル・キング、Side-2-6.Mud Slide Slim、
ギターとコーラスの美しい曲、Side-1-2.You Can Close Your Eyes、
アップルレコードに引き込んだ張本人であるピーター・アッシャー(Wikipedia)がコーラス参加、Side-1-6.Highway Song、
70年代初頭のの気分を具現化したような、希望に満ちた名曲が詰め込まれています。
ISO-ROCK
2019年12月12日
今日は牧師の娘で、リズム・アンド・ブルースの女王、アレサ・フランクリン。(Wikipedia)
1968年発表のアルバム「Aretha Now」(Wikipedia)
この髪型・ファッション、時代を感じます。そして、服の色に合わせたタイトルロゴ、洒落てます。
テープは残念ながら低速。しかしながら、ホーンセクションも加わった、層の厚いソウルバンドの曲なら十分な音質です。
裏ジャケは、この手のオープンリールテープのジャケットにありがちな簡易版。少々物足りなく感じます。
何といっても 彼女の代表曲、1980年代の映画「 The Blues Brothers」の劇中でも歌われた、Side-1-1.Think 、
しっとりと聴かせるスローな曲、Side-1-2.I Say A Little Prayer、
ドン・コヴェイの1965年のヒット曲のカヴァー、Side-1-3.See Saw、
サム・クックの名曲、コーラスとの絡みが秀逸な曲、Side-1-5.You Send Me、アップテンポな佳曲、Side-2-4.A Change、
どれをとっても、聴けば聴くほどパワーをもらえる、リズム&ブルースの名曲ばかり。
ISO-ROCK
2019年3月23日
英国のブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジョー・コッカー(Wikipedia)をご存じでしょうか?
この「 Joe Cocker ! 」は彼の1969年発表のセカンドアルバム。この頃はレオン・ラッセルと組んでいました。
1969年のウッドストックのライブで、ビートルズの「With a little help from my friend」( you tube ) を歌っていた姿が印象的でした。
ハスキーヴォイスでのソウルフルなシャウト。耳に残る素敵な声です。
1980年代には、映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌「 Up Where We Belong 」を歌っていました。
アーシーでグルーヴィな演奏をバックに、Side-1-3.Something、 Side-2-1.She Came In Through The Bathroom Window、
といったビートルズ・ナンバー、
さらにはレオン・ラッセルが書いた、Side-2-3.Delta Lady、
ラヴィン・スプーンフルのカヴァー、Side-1-5.Darling Be Home Soon
全身全霊、たぶんいつものトランス状態とも言えるジェスチャーで歌い上げたであろう名曲ばかり。
ISO-ROCK
2018年7月8日
慈善事業にも熱心なこの方の登場。 またまたロックではありませんが、、、。
洗練された都会派ブルースといえばこの方、B.B.キング氏 (Wikipedia)( 以下B.B ) 刑務所の慰問活動の記録です。
オープンリールの裏ジャケットはそっけないものが多いです。
ニアミント!な状態。そして、高音質!
1940年代から活躍しているB.B、1970年9月の脂の乗ったパフォーマンスです。
囚人のブーイングで始まるライブ、ハイテンポなブルースで演奏がスタート Side-1-2.Everyday I have the blues ,
1951年のヒット曲、Side-1-3.3 O’clock blues、オーディエンスとのやり取りが面白い Side-1-5.Worry,Worry,Worry、
B.Bライヴといえばこの名曲、腰をくねらせて女性のジェスチャーをするのが名物の、おっさんのボヤキ歌、
Side-2-1.How blue can you get,
( この曲は、1973年 ニューヨークのシンシン刑務所でのライヴのヴァージョンが最高です、、、)
名曲 Side-2-3.The thrill is gone。
晩年の、座って演奏するスタイルのB.Bからは想像もつかない、極めて力強い、素晴らしく完成されたバンド演奏です。
まさに世界遺産。
ISO-ROCK
2018年4月16日
70年代初期の名盤の一つ。ここはやはり大御所の登場です。ストーンズ。 (Wikipedia)
シュールなジャケット写真、でもなんだかそれほど違和感がありません。
こっちは、やや意味不明です。レコードでは、確か全メンバーのこの種の写真が揃っていたように思います。
奇跡のミントコンディション。そして高音質ハイスピードテープ。贅沢な音質です。
ストーンズらしからぬ緻密なレコーディングによる本作、実力を見せつけられました。 有名なギターリフで始まる Side-1-1.Dancing with Mr.D , キース・リチャーズのヴォーカルによる Side-1-3.Coming down again、 永遠の名曲 Side-1-5.Angie、 ミックテイラーのギターが冴える Side-2-3.Winter, など、成熟期のストーンズの熱量が感じられる名盤です。
ISO-ROCK
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