2018年3月26日
ロックというか、ポップス? 70年代の名盤中の名盤。ソングライターでもある キャロル・キング、邦題 「つづれおり」。 (Wikipedia)
70年代を象徴するこのジャケット写真。29歳のキャロル・キングの手前でネコちゃんがリラックスムードを盛り立てます。
撮影は写真家のジム・マックラリー(Jim McCrary)。A&Mレーベルの数多くのジャケット写真を手掛けているようです。
ソロ2作目にて爆発的ヒット。そしてロングセラー。 CDでは採用されていない裏面の写真もいい感じです。
ジャケットボックスの水濡れ跡が残念ですが、高音質 7.5 inch/sec。ヴォリュームを上げてもクリアサウンド。
当時の米国社会の閉塞感を反映したのか、なごみ感満載です。そして全編名曲揃い。 Side-1-1.I feel the Earth move ,
Side-1-3.It’s too late、また、ジェームス・テイラーにカバーされた、Side-2-1.You ‘ve got a friend、アレサ・フランクリンが
唄った、Side-2-6.A natural woman。キャロル・キングの魅力的な声質、そして声量に圧倒されます。
ISO-ROCK
2018年1月16日
70年代初期の輝き、ロッド・スチュワート。若さがみなぎってます。
フェイセズと並行してのソロ活動。ソロとフェイセズは違うレーベルで契約してたもんだから、ややこしいです。 (Wikipedia)
裏もアールデコ調のジャケットデザイン。
イギリス・アメリカ両チャートで同時 No.1 となりました。快挙!
そして、Side2-1.Maggie May もイギリス・アメリカ両チャートで No.1 となりました。
空気感をねらって、アドリブを重視したであろう、ラフで自由な造りです。
イントロのアンサンブルが合わなかったり、チューニングが外れてたり、ミスタッチがあったり。
しかし、それがどうした!リアル70年代。
Side1-1.タイトルチューンEvery picture tells a story でスタート。アメリカが好きなんだなと思わせるストレートなサウンド。フィドルが印象的Side1-4.Tomorrow is such a long time 、もちろん名曲 Side2-1.Maggy May、さわやかなマンドリンが収められた Side2-2.Mandoline Wind、など。生涯の盟友 ロン・ウッドのスライドギターを基調とした名演の数々がおさめられています。
ISO-ROCK
2016年12月20日
イソロック、次も大御所の1stアルバムです。
現在も活動中のこの御方たち、この時点ではまだ少年然とした姿です。
「 WITH THE BEATLES 」を意識したかのようなライティングでの撮影。でも素敵な写真です。
残念ながら、UK版「THE ROLLING STONES 」のリールテープはお目にかかったことがありません。リールテープ先進国アメリカのUS版「ENGLAND’S NEWEST HIT MAKERS ,THE ROLLING STONES」( 1964年)を楽しみます。北米ツアーを敢行するも、まだ本格的な成功には至らず、英国との温度差があった頃の作品です。
標準的な音質の3.75INCH/SECモード。
ブルースバンドを自認していたころのブルース愛に満ちた微笑ましい演奏。英国でのヒット曲であるSide1-1.Not fade awayを皮切りに、シンプルなロックンロールのSide1-2.Route66、Side2-2.Carol、また、R&Bの名曲のSide2-6.Walking the dog、など、現在に至る長いキャリアの転がり始めがおさめられています。
ISO-ROCK
2016年9月19日
イソ・ロックのコーナー、始まります。まずはお馴染み、 THE BEATLES から。
有名なこの写真。1962年のフランス映画、「ラ・ジュテ」(原題:La Jetée ) のワンシーンをヒントにしたものではないか、とのこと。とても印象的です。
リールテープで聴きます。UK版「WITH THE BEATLES」のリールテープはモノラルなので、US版「MEET THE BEATLES」(1964年)でステレオを楽しみます。念願の北米市場本格参入を果たした、記念すべき米国メジャーレーベルデビュー盤です。
高音質な7.5INCH/SECモード。若き英国4人組の息遣いが、真空管アンプを通じて、マイルドかつクリアなサウンドで再現されます。大ヒット曲、Side1-1.I want to hold your hand(邦題:抱きしめたい)の他に、Side1-4.It won’t be long、Side2-6.Not a second time、など、隠れた名曲もおさめられています。この躍動感っ!
ISO-ROCK