2019年10月4日
NANUOYA – NUWARA ELIYA
セイロン紅茶の産地にやってきた。

山の斜面は一面がお茶葉畑。
2019年9月26日
18世紀から続いています。

正面にファタフィア広場に配したかつての庁舎。

シンプルなデザインです。

数々の歴史的建築が残されています。

多少の装飾も施され、繊細な雰囲気もあります。ディテールにはオランダ本国的なかわいらしさが残っています。

軒の出が小さいところからすると、まだ雨の多いアジアを意識せずに設計していた時代の建築なのかも知れません。

やはりアジアでは、雨を意識して、庇を大きく張り出すほうが有利だとされています。

翻るインドネシア国旗。植民地戦争を勝ち抜いて独立できた国は、その意味では幸せです。
2019年9月23日
明治生命館(Wikipedia) (map)、その内部には宮殿の趣があります。

ローマ帝国の宮殿はこんな感じだったでしょうか?

高価な土地にこの贅沢な空間。ゆとりが凄い!

会議室。うかつに居眠りなど出来なさそう。あゝ この格調の高さよ!

どっかりと座ってみたいです。絨毯も肉厚のごっついやつ。

カウンター前の待合のソファーが、顧客を大切にする姿勢を示しています。

石張りの壁、テラゾータイルの床、ソファーが引き立ちます。
2019年8月28日
インドネシアの首都ジャカルタ。以前は蘭領東インドに属し、バタヴィアと呼ばれていました。

バタヴィアの玄関口、コタ駅。オランダ植民地時代の置き土産です。

アーチ構造体でホールの大空間を確保しています。高窓からの採光により欧州の大聖堂のような明るい大空間が実現しました。

ここは終着駅であり始発駅。このホールでも様々な旅のシーンが見られたのでしょうか?

2階にホールを見下ろすバルコニーがあります。長旅への出発前、ワクワク感を募らせてここを通り過ぎて行ったのでしょう。

バルコニーに面して配置されたドアの向こうには、長旅の前に休憩する出発ラウンジなどがあったのでしょうか?

街に面する側にもバルコニーがあります。

2階の奥の方には、ステンドグラスの大窓に面する小ホールがありました。

コロニアル建築。 金柵などの細部のデザインが自由で参考になります。

出口ではバタヴィア・ネコが見張りをしています。先祖はオランダから来たのでしょうか。

駅の通りに面して南側には、オランダ人建築家シュマケルの1921年のデザインによる、白い建築が佇んでいます。
オランダの保険会社OLVEH( Onderlinge Verzekeringsmaatschappij Eigen Hulp )の建物として建てられました。